大島優子が主人公メリダの吹き替えを担当したことで話題の
「メリダとおそろしの森」観てきました~
※ネタバレ的なこともあるかもしれません※
★ 作品データ
メリダとおそろしの森
製作年 | 2012年 |
製作国 | アメリカ (原題:BRAVE) |
日本公開 | 2012年7月21日 |
上映時間 | 94分 |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン |
ジャンル | 冒険ロマン |
監督 | マーク・アンドリュースブレンダ・チャップマン |
★ 感じたこと
★この映画で一番露出が多かった情報、主人公・メリダ役を
AKB48の大島優子さんが担当するということ。
映画冒頭でメリダの語りがあるのですが・・ここはどうしても
AKB48のビデオを観ているようにしか感じられませんでした(笑)
全体を通してみると、下手ということはなくむしろ比較的うまい方
だったのではないかと思います。
・・・が、やっぱり声優さんではないので、
その他声優さんとのギャップが・・・
あくまで露出・話題重視でのタレント器用だと思いますが・・・
作品を楽しむ上では、やはり声優さんの方がいいなと思いました。
★キャラクターに感情移入できない感じがありました。
日本人の容姿とかけ離れているし、とくに主人公・メリダを
かわいいと思える日本人は少ないんじゃないでしょうか。
キャラクターたちの性格もあまり魅力的にはみられず・・。
★子供の成長と親子愛を描いた話。
ただ、もし現実世界で似たようなことがあったら、こんなにうまくいかず、
子供がこんなことしちゃったら親が大変なことになるんじゃないかと(笑)
最終的には、「誰も悪くない」感じで終わるわけですが
ちょっとキレイすぎる話かなとも思いました。
ただ、親が子を思う気持ちについては強く感じられるところが
あると思います。
もし子供がみるなら、そういうところをみてほしい。。
・・・けど、前半の話はやや退屈で
寝ちゃう可能性も・・、あ、ぼくは少し寝てしまいました。
ごめんなさい。
★映像はとってもキレイ。アニメーションでここまでの「質感」が
表現できるのはピクサーだけかもしれません。
自然界のいろいろなものや、スピード感、躍動感など。
人間や動物をリアルに描くわけではなく、
デフォルメはされていますが、それがそこに本当にいるかのような
存在感があります。
もはや、アニメという枠とも違う別のもののような気がします。
ぼくはアニメ好きなので・・(^^;ちょっと違うと感じちゃいましたが。
★3Dの映画というものを今回初めてまともに観ました。
感想としては・・・3Dである必要なしということ。
見る前は、遊園地のアトラクションのように
「何かがこちらへ飛び出してくる」ような映像なのかと思ってましたが
(それこそ必要ないですが(笑))
そういうことではなく、どちらかというと、「奥行きを感じる」という感じ。
これって・・みているうちに、特別感がなくなっていき・・
最終的には3Dを観ているという感覚すら無くなりました(笑)
2Dで十分な気が・・(笑)こりゃ3Dテレビも売れないわと思いました。
3Dメガネは、ぼくがいった映画館では、「メガネタイプ」と
「メガネにひっかけるタイプ」(自分のメガネに)がありました。
メガネ自体はみているうちに気にならなくなります。
・・・が、画面がやや暗くみえるような気がして、
その点は残念でした。
★本編公開前に、短編映画が2本上映されました。
『ニセものバズがやってきた』 7分
『メリダとおそろしの森』と併映される、『トイ・ストーリー3』後の世界を描いたディズニー、ピクサーの短編アニメーション。ファストフード店のおまけ“ニセものバズ”と本物のバズ・ライトイヤーが入れ替わるという事件が発生し、ウッディたちの仲間入りをしようとするニセものバズとウッディの元に帰ろうとする本物との、2人のバズを中心とした騒動が巻き起こる。監督は、『カールじいさんの空飛ぶ家』『トイ・ストーリー3』などでアニメーターとして活躍するアンガス・マクレーン。コミカルに動き回る、小さくてかわいいニセものバズに注目。ボニーと一緒にファストフード店にやって来たバズ・ライトイヤーが、キッズメニューのおまけである“ニセものバズ”と取り違えられてしまった。バズは、子どもたちと遊んだ経験のないおまけのおもちゃたちの集会に偶然出てしまい、ウッディの元へ帰れない状況に。一方、ニセものバズはあたかも本物のバズのように装い、ウッディたちのところに居座ろうとする。
『月と少年』 7分
親子代々に継承される仕事のために夜の海に出た少年の成長を描き、第84回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた冒険アニメーション。監督は、『アイス・エイジ』『レミーのおいしいレストラン』などでスタッフとして携わってきたエンリコ・カサローザ。ファンタジックな奇跡や心温まる家族の絆など、短い時間の中に詰まった夢のようなストーリーに魅了される。なお本作は、『メリダとおそろしの森』と同時上映される。祖父や父と共に小舟に乗り、夜の海へと漕ぎ出した少年。波間に漂いつつ待っていた少年の前で、大きな月が昇り、信じられない奇跡が起こる。そして少年は、ずっと知らなかった家族の秘密を知ることとなり……。
正直、本編映画よりもこっちの方が面白かったかもしれないとww