学生のときは・・とくに、小中高校生ぐらいまでは
台風が来て、暴風警報が出れば学校が休みに・・とちょっとワクワクするような
気持ちになったこともありますが。
働くようになってからは、やはりなんとしてでも会社へ行かないと
とかんがえると、台風は非常に迷惑なモノですよね。
通勤に影響ないかな・・なんて考えますが
影響があるとすれば、台風によって風が強くなったり
雨が多かったりして電車が止まってしまう。
そういうことかなと。
では、鉄道は、どういう基準で電車をストップするんでしょうか。
台風で運休したりするのはどんな時??
ということで調べてみました。
強風時の鉄道運行基準
※防風柵がある区間等で基準が違う場合もありますので、あくまで参考程度に。
※制限速度の情報は書いてたり書いてなかったりしますが、多くの会社で、運行中止になる風速よりも低い風速で速度制限がかかるようです。
※最新情報ではない可能性があります。
新幹線
これは情報の出所がはっきりしないんですが
風速20m/s以上・・・
東北新幹線、上越新幹線・・・160km/h制限
東海道新幹線・・・170km/h制限
風速25m/s以上・・・
山陽新幹線・・・120km/h制限
その他・・・70km/h制限
風速30m/s以上・・・運転中止
だそうです。
新幹線は、ある程度風に強い・・んですかね。
JR在来線
JR各社とも、風速25m/s以上で運転中止になるようです。
風速20m/s以上で速度制限がかかるようですが、その速度は各社でまちまちです。
大手私鉄
※速度制限は各社いろいろあります
風速25m/s以上で運転中止
東京メトロ・都営地下鉄・東武鉄道・京王電鉄・小田急電鉄・東京急行電鉄
※東京メトロは東西線のみ風速20m/s以上で運転中止
風速30m/s以上で運転中止
西武鉄道・京成電鉄・京浜急行電鉄
もっと一律かとおもいきや、実はけっこう違うもんなんですね。
あと、実は「防風柵」が設けられている箇所では
基準が5m/sずつ緩和されていたりするとか。
海沿いの路線なんかでは防風柵をみかけますよね。
あれ、景色がみえないんで・・残念ではありますが、あれがないと
運行中止になる回数が格段に増えてしまうみたいです。
電車はかなり重そうなので風は大丈夫でしょ〜〜??とか思ってしまいがちですが
過去には橋梁で強風により電車が転覆する事故も起こっていますので
やっぱり無理に運行することは避けてもらいたいですね。
春一番の嵐により、東京メトロ・東西線の列車が荒川の橋梁で横転した事故▼